12人の怒れる男 感想

 

ほぼ半年ぶりに更新。お久しぶりです。

 

さて、札幌にて「12人の怒れる男」を観劇してきました。フォロワーさん方から「12人はいいぞ」と聞いていたその「12人の怒れる男」がいよいよ見られるぞ!と。推しも出るぞ!ということで、初観劇してきました。

その前に、映画版の「12人の怒れる男」も事前に見ておき、「いや検事(警察)と弁護士がちゃんと仕事してたらこの12人の人たちはこんなに怒ることなかったのに」という感想を踏まえた上での観劇となりました。(それを言っちゃあ)

今回、一部Wキャスト制ではありましたが、私が観劇出来たのは1パターンでのキャストでした。ですので他キャストとの見比べが出来なかったことだけは悔やまれます。そのあたりは観劇された方々にお話を聞きたい所存です。

せっかくブログなので、例によってそれぞれの人物についての感想を綴ろうかと思います。(役者名敬称略)

※本当に個人的な感想でして、普通に悪口書いてるのでご容赦ください。嫌な人物に対して口が悪すぎていけねえ。

 

 

 

1号(能登英輔)

陪審員長。比較的穏便に事を進めようとしてるけど、10号に進行のやり方を腐されてブチギレてたけど、あれはブチギレるよなぁ…。「投票しましょう」て言っただけで「ガキみたいなことすんな」とか言われんの意味分からんすぎる。後述するけど、アホ…なんよな…(伏せられてない)

アフタートークで、菅原さん(10号)はこっそり能登さん(1号)に謝ってるらしくて本当に良い人だよ…。能登さん曰く、もう1人の10号・逸人さんは「そんなことしない」とのこと。笑

話が逸れたが、「ならあなた(10号)がやればいい!」ってふてくされてたのは確かに子どもっぽいかもしれない。そんな状態でも話し合いは続き、証拠品の要求などは陪審員長の役目であり、結局陪審員長はこの1号にしか出来ないので、やり遂げるしかないんだよなぁ。話し合いの様子も見ながら聞きながら投票の際には自分の意見もきちっと言うし、本当に真面目な方。

ネクタイの柄が気になりすぎた。色んな柄や模様が2列にランダムに配置されてた。オシャレだ。

 

2号(菊池拓帆)

気弱な人。たぶん、理路整然と有罪意見を述べる4号を見て、休憩時間中に自分の考えを4号にだけ吐露したのかな、と思った。それを全員の前で言えば?って一蹴されてたけど。

あと、わりと自分の意見がない。最初とか途中とかで有罪の理由を聞かれて特に根拠なく有罪です!って言ってたり、8号が無罪の意見を述べ、それに対して3号が怒りまくったあとの投票時には「すぐに怒るから(だから無罪に投票する)」みたいなことを言ってたりして、よくよく見てるとだいぶ無神経な態度にも見えるかも。とは言えナイフの傷(角度)についての疑問を提示したりもしてたので、一概に無神経とは言えない。少なくとも7号よりは考えてる。

ちなみにアフタートークで、菊池さんは「(座席的に)後ろにお客様(通常席)がいらっしゃるから、僕が座っていることで対面のキャストさんが見えなくならないようにちょっと椅子に浅く腰掛けたりしてた」というようなことをおっしゃってた。気遣いの人…。

 

3号(納谷真大)

うるせえ。違う違う、最後まで有罪を主張する人。通常席からは見えなかったのだが、舞台上席から観劇した際、8号の無罪の意見を聞いてるとき、ものすごい貧乏ゆすりしてた。聞いてはいるけど腹立って仕方ないって感じがありありと伝わってきた。この人、怒って騒いでの印象が強いけど、反対意見(無罪の意見)もちゃんと聞いてるのが意外というか。最後にひとりで有罪意見を感情のまま喚きながら叫んでたけど、結局はもう「合理的疑問」が出ているのは明白なのが分かっているから最後には「無罪だ」と言うしかなくなって、座り込むその背中が無性に悲しかった。

 

4号(水津聡)

理路整然と有罪意見を述べる人。1番冷静だけど、時折イラつきすぎて叫ぶのを堪えたあとに意見を述べてたシーンがあったように思う。あくまでも冷静に。自分が人に言った手前、それを破ることは出来ないって考えもあるだろうし。反対意見(無罪の意見)にしてもやはりきちんと聞いているし、納得している部分もあるけど、有罪・無罪、それぞれの意見に左右される人たちとは違い、4号の中での1番の有罪理由が覆らない限りは確固たる信念を持って有罪の理由を述べているから説得力があるのだろうなと思った。し、だからこそ迷う人は迷ってしまうのだろう。(意志の強さに関しては8号も同じ)

あと、単純に中の人のスタイル良すぎませんかね、腰の位置高ない?()

 

5号(梅原たくと)

貧民街出身の青年。10号の「ああいう奴ら」発言にブチギレてる。被告と同じ貧民街出身だから、一緒くたにされてると感じるだろうな。1回目見たとき、ブチギレた瞬間にびっくりしたから、2回目見たらちょうど5号の表情が見える席で、表情見てたらブチギレる瞬間に眉根寄せてたので本当に芸が細かい…。ナイフの傷(角度)についてのシミュレーションのときのナイフ捌きが素晴らしい。貧民街出身だから、ナイフは日常で使うもの、と言うだけあって手慣れてる。8号もそれなりにナイフの持ち方変えたりしてたけど、やはり5号には敵わない感じだった。すごい。

あと個人的にあの帽子好きですね。

 

6号(山田マサル)

お年寄りに優しい人。ちょっとおちゃらけた感じで、評決に関してはなにも考えてなさそうに見えるけど、分からないことは聞いてみたり、実況見分(的な実験)にもきちんと参加していたりするから、生半可な気持ちで陪審員になっているわけではなさそう。それにしても、9号に対してぞんざいな口を聞く面々に啖呵切るのはすごかった。啖呵切ったあと、9号に意見を述べるよう促すときはものすごい優しい顔になってたのもまたすごい。

 

7号(瀧原光)

帰れ。違う違う、早く帰って野球(ナイター)見たい人。早よ帰ればいいのにな。前もって言っておくと、私は7号が無理。そういう感想になるのでお気を付けください。瀧原くんにはなんの悪感情もないですが7号は無理。

早く終わる方に付きたい印象。有罪が多ければ有罪、無罪が多くなれば無罪。早く終わらせたいわりには煽る。煽ったら人の意見変わると思ってるのか?あと、こういった議論には仮定が必要なのだが、「もし」が7号の怒りスイッチワード。いや仮定の話しないと議論にならないんだが…?まあ議論長引かせられたら野球見に行けないもんねぇ???早く終わらせなダメだもんねぇ???人の命より野球だもんねぇ???8号に聞かれてちゃんと答えてなかった気がするけどそういうことだもんなぁ?????(ブチギレ)私がブチギレてしまってダメだ。

いよいよ無罪が有利になってきて、じゃあ無罪〜って言ったら無罪側の11号に「何故無罪に変えるのか、ちゃんとした理由を言え」って言われててちょっと勢いなくなってるのな。理由ないもん。一応「合理的疑問が出たから」って言ってたけど。はー無理。()

 

8号(小林エレキ)

1番最初に無罪を主張する人。圧倒的に「有罪確定」の雰囲気の中、「無罪」と口火を切ることになるので、話し合いが始まる前に、窓の外を見て決意を固める表情をしているのが見れてとても良かった。最初こそ簡単に評決を出して良い事件じゃない、という理由だったけど、だんだんと合理的疑問が出てくる展開になるのが面白くもあり不思議だった。いつどのタイミングでどうなっていくのかを把握するためにも何回も見たくなる。

机に刺さっている証拠品のナイフの横に、自分が買ってきた証拠品と同じデザインのナイフを突き立てるのがあまりにもカッコ良かった。推し補正は入ってる。()

机に刺さった証拠品のナイフに注目が集まってる中、ポケットからナイフを出してその横に突き刺す、という動作が流れるように自然ですごかった。

7号が「(有罪無罪)どっちでもいい」て言った瞬間にバン!て机叩いて怒ってくれてありがたかった。他にも7号が11号(移民)に対してなめ腐ったこと言うのにも怒ってたし、「謝ればいいんだろ、悪かったよ(棒読み)」に対して「……そうだ、それでいい」って言うのにちょっと驚いた。まぁそうか、謝罪案件だからそれでいいのか。絶対あいつ謝ってないけど(偏見)(偏見ですよ!!??ちょっと!??)

ひとり無罪を主張し、逆風(主に3、7、10)にも毅然と立ち向かい、自身の主張に同意する人も出る中、最後に3号が無罪だと言い、判決は無罪になったのにあの空気の重苦しさ。有罪確定だったのが覆ったが、結局被告の少年は有罪なのか無罪なのかははっきりしないし、もし本当に真犯人だったら殺人犯を世に放ってしまうことになるし、あまりにも陪審員たちの責任が重すぎる。劇中でも言っていたが。検察と弁護士は仕事して。(結局冒頭の感想を述べてしまう)

 

9号(山野久治)

お年寄り、最初に8号の意見(無罪)に賛成する人。杖をついて歩くのもゆっくり。帽子を取って挨拶する様が紳士的。上品な物言いでたまに煽ったりしててギャップがすごい。11号が「裁判を受ける権利は自由な国の特権だ」みたいなことを言ったときに「ありがとう。私たち(自国民)はすぐにそういった(当たり前に与えられている)ことを忘れてしまう」と述べる腰の低さが印象的。

でも最後に、4号のメガネの跡について話そうとするけど、突拍子もなく言うから他の陪審員に話を遮られそうになったときに初めて激昂していたように思う。これで思ったことは、1950年代当時のメガネって鼻あての跡が鼻に付くんですか?ということ。()

そして最後、廊下出たあとに杖もつかずに来たときよりもスタスタと帰っていて、おやおやこれでは証言者の老人ももしかするとこれぐらいのスピードで歩ける可能性あるかもってこと!??になってしまってさあ大変。面白くなってきました、というところで終わり!?!?舞台終わってしまったな!!!?おもろい……。

 

10号(菅原永二)

偏見の塊。鼻炎の人、というのを前情報で聞いてたけど、途中からそんなに鼻かんだりしてなかった。気がする。鼻かんでなくても、鼻を気にしたりしてたのかな?夏に花粉症?(ただの疑問)

貧民街の人たちのことを「ああいう奴ら」でひとまとめにしてる。あなたの過去になにがあったの、興味ないけど。()

1号の進行の仕方にイチャモン付けたり、そのあとも「投票しますか」て呼びかけられて特に反対もなかったから投票して、その結果気に入らんかったからって「俺は投票に賛成してない」て言うけど1号に「投票に反対しなかったじゃないですか!」て言われててアホ。その通り過ぎる。

被告の少年のことを「ああいう連中の言うことは信用ならない」て主張してるけど、8号に「証言者たちの言うことは信用するんですね、あなたからすれば証言者たちも【ああいう連中】なのでは?」ということを言われてて「意味が分からない」とか言っててアホなのか図星なのかどっち。

最終的に論理的な主張もなく「ああいう連中」ばっかり言ってて偏見ひどすぎて誰も口聞いてくれなくなってしょうがないよね、という気持ち。

菅原さんの佇まいからなのか、なんかちょっと品がある10号だなぁと思った。逸人さんはどんなだったんだろうか。

 

11号(戸澤亮)

移民の人。ヒゲがすごい。すごいけどちゃんと整えられてる。移民というだけで7号や10号からなめ腐ったこと言われてるけど、ちゃんと証言者のメモをしてたり、それに基づいて自分の意見や疑問点を言ったりしていてとても好感が持てる。有罪側にいるとき、有罪に不利になりそうな疑問であってもきちんと検証しようとしていて良い。

後半、7号が無罪に変えると言い、表現がおかしいが味方が増えるというのにきちんとした理由を求めるのも素晴らしい。確かにふざけた理由で味方になられても説得力がなくなるものな。本当にきちんとしている。

 

12号(明逸人)

広告代理店の人。わりと後半まで有罪側。仕事柄取り仕切ろうとしたり、ブチギレた1号を宥めたりもしていて人が良さそうに見えるが、ちょっとお年寄りには優しくない、というかちょっと下に見てるかも?9号が意見を述べたことに対してなにか反論した際に、9号の後ろに立ってた6号が12号のことをすごい顔で凝視していたのに気付いて語尾だけちゃんと敬語に直してた、という素直さはある。

座席決めるときに、自由で良いって言われて「じゃ僕はここにしちゃおう」ってすぐ決めて荷物を机の上に置いてたのがなんか好き。あと、最初に無罪主張の8号に他の有罪主張の皆さんでプレゼンしましょう〜って提案するあたりがとても社会人。

話し合いが終わって部屋を出る際に1号に握手求めてたのも印象的。1号はちょっと戸惑いながら握手してたけど。笑

 

ウワーーーーーッすごい書いた。これ読んでくれる方いるのか…?いたらばありがとうございます。

この舞台は本当に色々考えさせられるので、観劇した方たちで話し合える機会があるととても有意義なものになりそうですね。Wキャスト見られた方はキャストによっての人物像の印象も違うでしょうし。

 

私の感想は浅いも浅いですが、とても良い舞台を見られて良かったです!大満足です。

 

それでは、これにて。

 

 

プレパラート/小林エレキ一人芝居企画「ケンキョウ」 感想

 

お久しぶりです。

タイトルが長いんだけども、これが正式名称なのでね。

ということで、エレキさんの一人芝居にしてユニット立ち上げの初回公演「ケンキョウ」を観劇しました。

 

渋谷悠さんのモノローグ集「穴」から9つの物語を抜粋してオムニバス形式で上演されるというものでした。公演前に、エレキさんがネットで買えるよー、とXで呟いておられたので、ネットじゃなくて本屋に取り寄せて買った次第です。()

もう本当に素晴らしいの一言なんですが、せっかくなのでひとつひとつの物語の感想を綴ろうかと思います。

オムニバス形式なので、途中衣装替えの時間があるのですが、その間もザッピングのようなBGM(エレキさんと音響の一生さん合作!)が流れていて、直前に見たお話の余韻に浸ったり、次はどんな人物が登場するのかワクワクしていたので、「早く出てこないかなぁ」なんて気持ちは一切なかったですね。

 

①久保さんの人生が変わった日

エプロンの柄のファンシーなこと。かわいい。電話を取って「時間かかりそうだな」って感じで親機ごと持って移動するときに、電話のコードを避けながら移動してて、細かな動きが本当に素晴らしい。コードが見えた。相槌の「ええ」の言い方があまり今までのエレキさんで聞いたことない感じだった気がする。形勢逆転して久保さんを詰めるときの言い方、別にきつくないんだけど言われた方としてはなかなか嫌〜な気持ちになるっていう。笑

 

②ホストの説教

金髪ロン毛カツラに真っ赤なシャツwwwwwwとりあえずビジュアルでまず笑う。チャラ男のノリ的なやつがねぇ、無理をしてるというか。なんだけど、後半シリアスな展開になるとさすがエレキさん。こちらにも訴えかけてくるように言葉を発するんだものなぁ。ホストの必死さがヒシヒシ伝わってきて切なくなる。

 

③ソクバッキー

そう来たかーーーーー!(ビジュアルの話)あれアスコットタイってやつではなかろうか?そして若干大きめのジャケット。そうかそうか、ああいうタイプの人間はそういう格好してそう。この衣装にしようと思ったエレキさんが天才。ありがとうございます()原作読んでもわりと気持ち悪かったのだが、これどうなるんだヤバそう、と思ってたらもう。すごいの来た。

「彩ちゃぁん」

wwwwwwwwwwww無理www最高wwwなにその呼び方wwwヒィwwwブログにあるまじき大量の草を生やしてしまいましたよ。このソクバッキーのキャラクター、エレキさんの過去作品でも見たことない感じで、本当に最高でした。目もバキッてるし。彩ちゃん(笑)に水が入ったグラスを渡すときの仕草もなんでそんな絶妙に気持ち悪いの。笑

最後のセリフ「生理かな」が暗転したあとに言うのずるすぎる。めっちゃ気持ち悪いもんなぁ。最高。笑

 

④反省会

エレキさんの人形遊びだーーーー!!おおおおぉ!って思いながら見たのに結局なんかすごかった。男性(通常の声)・クマ人形(渋声)・リカちゃん人形(高音)、て3種類の声を瞬時に切り替えててすごい。クマの方見ながら高く上げた左手に持つリカちゃんの声を出したりしてて、なんかすごかった。すごいしか言ってない。これを、この男性がひとりでやってるんだから…それで人に告白して逃げられてるんだから……面白さと同時に不気味さも感じるのよね。私が原作を読んだときのイメージと、エレキさんの演じられた舞台の衣装などがだいぶ違ってて面白かった。作業着っぽいの着てたね?

 

⑤口紅

この舞台で1番シンプルな格好。奥さんに逃げられた旦那さん。(お子さんは側にいる)これで次の女性役の準備も兼ねてるっていうんだから効率も良いときた。女装が趣味なんだ、と告白するお話。その証明のために実際にお化粧されるのよね。ファンデーションからアイブロウのアイシャドウ、締めに口紅、と。セリフ言いながらお化粧なんてどうやるんだ。相当練習した、とアフタートークでもおっしゃってたから、大変だっただろうなぁ。眉毛マジむずい。そういえば、最後なんでウインクしたんだ…?ウインクエレキさんにやられてたけど、よく考えたら何故だ…?

 

⑥作り話

アーーーーーーーーー良い。叫んでるときはだいたいビジュアルのこと。黒髪ボブヘアだ。ズボンはたぶんこれまでのままな気がするけど、シャツの袖がわりとずっと萌え袖だったのでちょっとオーバーサイズのシャツなんだろうな、と予想する。エレキさんの体格(肩幅)は仕方ないにしても、そんなところは気にすることじゃないぐらい、もはや私よりも女性だった。「『あなた』がいらないの」の「の」の言い方というか語尾の感じがとても女性っぽかった。なんで?(なんで?)言い方とか仕草や動きが本当にどこかにいそうな女性そのもの。ホストのときと比べると足の組み方も違うし。(ホストはわりと動き大きめだけど)実は私、原作でこのお話が1番好きだったので、これを演目に入れてくれていてとても嬉しかったんですよね。最後のセリフは本当に良い。刺さる。

 

⑦勧誘

次は茶髪ロングだーーっ!えっ、これも似合う。スカートだ…。いや着替えてるときにベルト外す音聞こえたから分かってたけどスカートだ…。そしてこの衣装が素晴らしいんだ。「サンダル」。うわーーーーーーー近所に住んでるーーーーーやだーーーー!っていうのがすぐ分かる。サンダルで来れるぐらい近くにいる、っていう。これも女性なんだけど、また先ほどの人とは全く違うんですよね。原作の文でもわりと「んん」や「、」が多用されてて、そのへんの言い淀む具合とか言葉のつまり方で、自分が救われた集会になんとかして友人のノンちゃんのことを説得したい、でも若干言いにくい、というのを感じましたね。

 

⑧共食い

ハーーーーーーーーーーやばい。さっきまで哀愁漂う女性、髪振り乱してまで勧誘する女性だったのに、このイケオジ上司。黒縁メガネにストライプのネクタイ、そして極めつけの結婚指輪。これは小道具こそないけど、エアでお酒注いだり飲んだりする動作が多くて、それが本当に上手い(美味い)んだよなぁ。日本酒かなぁ。結婚生活の秘訣(果たしてあれは秘訣なのか)を部下に語っている、というのがよく分かるのよね。

 

⑨祈り

原作では女優モノローグに分類されてるけど、わりと男性・女性どちらでも成立するお話。だからなのか、衣装の帽子を髪の毛が見えないようにすっぽりかぶってらっしゃって、男性でも女性でも、どちらにも捉えて良さそうに感じたんですね。話す声も、特段低すぎず高すぎずだったので、原作読んだ人も読んでない人も違和感なく見れるようにされたのかなぁ、と勝手に想像します。フォロワーさんたちも言ってたけど、ライティングが本当に神々しい。原作読んだときは、なんとなく神棚にでも祈ってるのかと思ったけど、この舞台の場合はキリストとか天使様とか、お祈り先は日本の神様ではないように思えました。

 

こんな感じでしょうか。1回見ただけだけど、満足感がすごい舞台でした。とはいえ、お話を全く知らん状態で見てみるのも良いんだろうなとも思いました。どっちにしたってエレキさんはいつだって我々観客を満足させるものを見せてくださるのでありがたい限りです。

9人のキャラクター全員、誰1人として同じ人はいなく、当たり前なんだけども、それを1人で演じているというのが恐ろしい。相当人間観察していないと出来ない気がします。

小林エレキの豪華詰め合わせセット、的な舞台でした。素晴らしい舞台をありがとうございました。

 

今回は、これにて。

 

 

ゴースト&レディ 感想

 

半年以上更新していませんでしたね。そして年も明けておりました。

 

そんな2026年の観劇初めが、現在進行系で公演中の「ゴースト&レディ」です。5月中旬までやってるとのこと。

何気に劇団四季を観たのはこれが初めてです。きっかけは、フォロワーさんの「絶対観た方がいい」という力説とともにチケットも取っていただいたことからです。私含め総勢6名で観劇。めっちゃ勧めてるし1人は札幌から来たし…私は大阪にいるからともかく、すごすぎる。

そしてそんな私はまた別のフォロワーさんのチケパト力を借り、計4回も観劇しました。すごい勢いでお金がなくなってる。それはそう。

おかげさまで様々なパターンのキャストさんで見ることも出来て、その違いも楽しめましたね。

そのへんのことも含めてこの「ゴースト&レディ」略してゴスレの感想を綴ろうかと思います。ネタバレ満載!!

 

 

 

初見、1月に見たときはフローが町島さん、グレイが萩原さんという組み合わせでした。1番最初に出てくるのはグレイで、グレイが歌った瞬間に「おお、これが劇団四季か」と私の中での劇団四季のイメージを萩原さんに背負わせることになったんですが、きっとそれで良いのでしょう。すごかったからなぁ。

初見時はどうしても話の内容を追っかけるのに集中してしまいますが、このゴスレに関してはイリュージョンの多さに気を取られた感があります。初見時の感想は6割ぐらいイリュージョンすごかった、としか言えませんでした。笑

2回目3回目はフローが谷原さん、グレイが加藤さんで観劇しました。このあたりでわりとイリュージョンに気を取られずに、各キャラクターの動きとか心情とか初見時には気付かなかったところなど、話の展開を知りながら見ることになるので、色んなところを見て楽しんでいました。

そして先日4回目観劇。再びの町島さん×萩原さん。初見から2カ月経ってましたので、さすがにどんな風だったか忘れていましたので運良く再びこのおふたりのフローとグレイが見れて良かったです。おかげさまで4人全員のフローとグレイを見られました。複数キャスト制の醍醐味、それぞれの演じ方の違いを思い出すことがとても楽しいのです。

ちなみに、4回目見る前に原作漫画も買って一気読みしましたので、原作知識も頭に入れての観劇というのも乙なものでした。舞台は時間も限られているのでギュッと省略されてる部分もあるけど、その分原作のワンシーンを想像出来るような歌詞が散りばめられていたりするんだなぁ、と思いましたね。不思議な絆の「唇噛みしめ」のところで漫画の絵が頭をよぎったものです。

 

さて、各キャラクターと演じた役者さんのそれぞれの感想を綴りますよ。

 

・町島さんフロー

一番最初に見たのでベースになるのだけど、やはりとてもフロー。(語彙力)

「心の羅針盤」あたりまでは、わりと可憐でそこまで強くはないという感じ。でも2回目見たときちょっと強くなってた気がした。演技が変わっているのか…?徐々に気持ちが強くなっていっているように見えました。それでラストの羅針盤。えぐい。今までの声量はここのためにずっっっと温存してたってことですか。やばい。フローの今までの葛藤苦しみ全てが解き放たれたあの心の叫び。圧巻です。今ふと思いましたが、原作のシーンの特大の生霊出てたよ。あの叫びは。おおぉぉ…すごぉ…。そして「私が死んでも誰かが歩くでしょうこの道を」の叫びながら歌うのが本当に心臓ギュッてなりました。フロー……!!!

町島さんフローは、グレイといるとき本当にかわいらしくなる。でも、看護団の団長のときはシャキッとしてて格好良い。

 

・萩原さんグレイ

こちらも一番最初に見たのでベースになります。愉快。コミカル。そして圧倒的な歌声。ていうかマジでグレー(灰色)。アンサンブルのシーンなんかでひとり色味がないから「ああ、本当にゴーストなんだなぁ」とよく分かる。萩原さんのことをなにも知らん状態で見たけど、「絶対ベテランなんだろうな」と思った。町島さんとのコンビということもあってなのか、包容力がある感じ。随所でフローを優しく見守ってる。そのわりにコミカル要素も多いので、コミカルとシリアスの緩急がたまりませんね。喋り方か声か分からんけど、ちょっとクセがあるのがいいですね。クセになる。1回聞くと忘れられないお声。時折漫画のグレイみたく見えるときがありましたね。ラストでフローにキスされた瞬間とか。

生前にシャーロットに裏切られたと分かったときの狼狽っぷりがヒシヒシと伝わってきた。そんな状態で決闘させられるの無理すぎるわ…。

あれ面白かった、フローに「勝手にします!」って言われたあとのシャドーボクシング的なやつ。めっちゃ暴れてる。イラつきすぎ笑

・谷原さんフロー

強い。声量がすごい。わりと最初の方から意志の強さを感じるフロー。でもそのフローが、最後にデオンと共にグレイが消えたときの動揺っぷりに驚きました。何故そんなに意思が強かったのか、それは側にグレイがいたからなのか、と。羅針盤のあとの最後の絶叫。「グレイ、私を殺すなら今ですよ」的なあのセリフの叫び方。あれが本当にすごい。グワッて心臓持って行かれました。その直前には、銃を向けてるジョン・ホールに向かって言う「さぁ、撃てばいい」。撃てばいい、で途切れるあの言い方。今まで圧巻の歌声で羅針盤歌ってたのに、最後のそこで伸ばすのではなく切り上げる言い方をする。フローの覚悟とジョン・ホールへの蔑みのようなものを感じました。

・加藤さんグレイ

脚が長い。萩原さんに比べるとコミカル要素は少なく感じるけど、萩原さんがそこまでコミカルにしてないところでコミカルにしてたりするので、演じる人によってこういうところが違ったりするから複数キャスト制ってたまりませんね。谷原さんとのコンビだったからか、結構フローのことを頼りにしてる感じがしましたね。ジョン・ホールに聞こえないと思って文句言ったら「ん?」て言われて、その瞬間に猛スピードでフローの後ろに隠れてましたし。

萩原さんと違って逆にクセがないので耳に心地よい。フローへ霊気を送ったあと、どえらい苦しそうだった。あれ窒息寸前ですね。窒息なりそうになってもフローを助けるグレイ…。たまらん…。ちなみに萩原さんは窒息ではなかった。酸素薄くなって息切れしてる感じだったような。

 

きっと組み合わせによってまた違った印象を持つんだろうなぁとは思いますが、私が見れた組み合わせでの感想はこんな感じです。そして他のキャラクターも素敵なんですよ!ジョン・ホールとかデオンとかヴィクトリア女王とかボブとかいっぱい!!ジョン・ホール、悪役なのに複数回見ると、初登場時に「来たーーーーーーーっ!!!」ってテンション上がってしまいますからねぇ。笑

デオンはどうやって浮いてるんだ、ってそればっかり気になるけど、殺陣もすごいしソロダンスも素晴らしいし色気もあるけど格好良いし感情が忙しい。

 

話も良いんですよねぇ。ナイチンゲールの話というのだけは分かってたんですが、それとどうやってゴーストが混ざるのか不思議だったわけです。本当に上手いもんで、生きてる間こそ触れ合えないけど、死してようやく触れ合える、というこの結末。現実世界では死ぬと回りの人々は悲しむのでどうしてもハッピーエンドとはなり得ないが、この物語に関してはそもそも生きてるときからゴーストと交流し、お互いに想うようになったからこそ死ぬことによりハッピーエンドとなる、とは恐れ入る。そしてフロー以外にもうひとり、ゴーストが見えるボブというのが重要になってくるんだな、と。ボブがフローの最期を見届けたあと、表現が難しいけど、幽霊となったフローとそんなフローを優しく出迎えたグレイのことを見届けられたことがなんだか嬉しく思うわけです。ボブの「とても美しい物語のハッピーエンドを(見てた)」というセリフが刺さる。

とはいえ最後はグレイがやり残したことがあるってことでふたりは離れ離れになるのだが、客席通路を通って去るグレイ(私がグレイロードを見れたのは加藤さんグレイ)は胸を張って堂々と晴れやかな面持ちで去っていて、ステージにはランプを持った真っ白な衣装を着たフロー。上からもたくさんのランプが吊られていて、実に神々しく、1枚の絵画のようになってこの舞台が終わるんですね。美しい…っ!!!

この最後のシーンはですね、2階席から見るのがめちゃくちゃ良かったです。

 

カテコも素晴らしい。私大好きなんですスタンディングオベーション!!立って万雷の拍手を送ることこそ、我々観客が役者の皆様方に感謝を伝える手段ですのでね。そして4回もカテコしてくれますからね。嬉しいですね。

このカテコですが、3、4回目はフローとグレイだけが出てきてくれるんですが、組み合わせによってはハグだけだったり、ぐるぐる回ったりしててどちらも大変多幸感に溢れるんですよね。ラストのあと、グレイもやり遂げたいことをやったあとにフローの元へ行って再会したのか、みたいな想像が出来るので。町島さん×萩原さんは、両手広げて待ち構えてる萩原さんに町島さんが走って飛び込んでそのままぐるぐるしててかわいいんですよねぇ。幸せ。谷原さん×加藤さんはその場でギュッとハグをされててこちらもこちらでやはり幸せ。

 

ブログだから好きに書けばいいんですけどね、あのシーンの場合この人こんなことしてた!とか書き出したらキリがないのでとりあえずここまでで。

今のところ劇団四季はこのゴスレしか見ていないので、劇団四季にハマったのか、ゴスレにハマってるだけなのかの判断がまだ出来ないわけですが、来月京都で「恋におちたシェイクスピア」が上演されるとのことなので、そちらも見てみようと思います。ストレートプレイらしい。ほほう。

 

ということで今回はこれにて!

 

 

40までにしたい10のこと、のこと。

 

どうも。またしても更新します。

タイトルにあるように、今やってる連ドラ「40までにしたい10のこと」のことです。

見る予定じゃなかった(というか存在を知らんかった)ドラマなんですけども、まぁいわゆるBLドラマですね。

なんかYouTubeポチポチしてたらこれの1話が出てきまして、「なんだろなぁ、40までにしたいこと…ほう?」と思って見たらまぁびっくりBLドラマで。いやサムネで気付けよって話なんですけどね。(思いっきりバックハグしてるしテロップもなかなかのパンチあるセリフだし)

私の見たことあるBLドラマって「きのう何食べた?」と「おっさんずラブin the sky」ぐらいなもんで、あんまり見たことがない。何食べなんてどっちかっていうと飯テロドラマ()。それに見る理由としては好きな役者さんが出てる、しかないので、今回本当に何故なんだか分からんけど見てみたらどっぷりハマりました。風間ぽんはね、もちろん知ってますとも。VS嵐のキッキングスナイパーのベルコンに乗ってA・RA・SHI踊らされてるところに嵐メンからキッキングスナイパー用のやわらかいボールぼんぼんぶつけられてる風間ぽんを思い出しますよ()。つまるところ嵐にいじられてるイメージしかないんだよなぁ。老舗アイドル事務所の役者街道のパイオニアなのも知ってるけど。べらぼうも見てるし。

なので言うなればタイトルに若干引っかかったというのが見るきっかけになったのかも。あと1話だけ配信されてたのも。いい戦略だなぁ。

原作もあるようなんだけども、いかんせんドラマの作りがとても丁寧。心乱されない展開(ヒヤヒヤハラハラしないの意)。人の心の機微が垣間見えるのがたまらないですね。

あとやっぱずっとノーマーク(もはやいじられ対象)だった風間ぽんがこんなにかわいいのかと認識させられまして大変です。そうよ、風間ぽんてかわいい部類だもんなぁ。だってべらぼうで「赤子面」って暴言吐かれてたもんな、そりゃかわいいか()。

そして今回初めて知った庄司さん。どえれえスタイルのイケメンだぁ〜!脚長すぎん?メガネそんなカッコいいことある??えっ、ちょっとそのメガネ気になるな…?(※ちょうどメガネ買い替えたいと思ってる)安心感のあるお声でもあるし聞きやすい。嵐と同い年だと!?おおぉぉ…(99年生まれの人を嵐と同い年と言う)。

 

前置きが長くなりました。

たぶん醍醐味は恋愛パートだとは思うんだけど、私としてはお仕事パートも結構好き。プラベモード(慶司とふたりきり)のときの雀ちゃんはそれはもうかわいくてかわいいのだけど、仕事のときは慶司の上司なわけで、しかもシゴデキ上司ときた。かっけぇ〜〜〜!!頼れる〜〜!ってなっちゃう。こういうギャップが良いんだよなぁ。

あとめちゃ細かいところでいうと、仕事カバンの違い。雀ちゃんはスタンダードな?サラリーマンといえばというお仕事カバンなのに対して慶司は肩掛けタイプなのよねぇ。だからなんだと言われればなんですけども。そのへんでも年の差を感じ…というのは無理があるか。人によりけりだもんな。ドラマでここまで細かく見ることないからなぁ。相当ハマってるね…。

余談を挟むけど、道でスズメ(鳥)を見たときに「おっ、スズメちゃんだ……雀ちゃんだ!??」ってなるぐらいには影響されてます。なんで名前雀なんだ…?(そこ)

最新話4話の「いくつになっても新しいことに挑戦して良い」というのは響きますね。まだ雀ちゃんの年には追いついてないけど慶司の年は過ぎてるので若くもなければ老いすぎてるわけでもないという微妙な年齢でも響くもんですね。何事にも興味を持った方が日々をより楽しめるんだろうなぁ、と思ったり。

慶司と想いを共有したあとの、雀ちゃんの視界が広がった感じ、とてもよく分かる。世界が急にきらめき出すやつ。は〜〜〜かわいい。文字通り目の前が明るくなるんだよなぁ。そういう表情してるもんね、雀ちゃん。べらぼうの鶴屋さんは目が笑ってなさすぎるっていうのに、雀ちゃんは満面の笑みだものな。風間ぽんの凄さを感じざるを得ない。天才だ…。こうなってくるとフロイス(舞台)の表情も間近で見たかったなぁという思いもあるけど、WOWOWでやりますね!録画しよ!(話脱線)

 

リストが10個あるから単純計算でこのドラマも10話はあるんじゃないかなぁと思ってるよ。カレンダー確認したらシーパラデート日(2025.9.13)の前週が最後か?タイミングすごいな。

 

まぁ結局大した感想は書いてないしドラマはまだまだ続くわけですから、次の回までの1週間をタグ検索したりして気持ちを高めながら日々過ごしていきたいと思います。ワクワクするドラマがあるってやっぱりいいものですね!!

 

まとまりませんけど、今回はこれにて。

 

 

病は気から 感想後編

 

 

「病は気から」の感想の続きです。長すぎるのよ。

 

 

・ダクネ(梅原たくと/伊達昌俊)

アルガがアンジェと結婚させたかった主治医。梅原さんと伊達さん、体格が違うのでアルガ宅にダクネ先生が来たとき、梅原さんのときは普通にハグしてて、伊達さんのときは飛びついてくるくる回ってた。懐きすぎぃ、かわいい。アンジェとの結婚話がまんざらでもないというか、わりと乗り気なのがなんとも。アルガが引きこもってからは全然往診に行ってなくて、心配しつつも「来るな」って言われたからどうしようもないという感じ。若干拗ねてる風にも感じたりしたけど。まぁアンジェとの結婚話も無しになったしなぁ。ちなみにシイザのこと眼中になさすぎるんよなww罪な男だよ。

 

・シイザ(坂口紅羽)

「ポジッティブ!」ってアルガにも自分にも言い聞かせてる薬剤師。薬剤師だからもちろんアルガのこと心配はしてる。薬減らしたいっていうのにダクネ先生の指示もあってただでさえ薬増えたのにその新しい薬を5シート処方してしまうほどの心配症なのよね。ダクネ先生のこと好きなのが本当にかわいい。風邪気味?のダクネ先生にサプリを口元に突き出すの好き。勢い良すぎて。そんなダクネ先生はアンジェにお熱(結婚話ある)で、なんやかんやあって真相をアルガに話してしまうのも無理はない。

 

 

 

・クラウ(大田黒ヒロタカ)

なんでそんな奇怪なひげなんだろうかと今でも不思議に思ってる。原作者のモリエールなんかな?と思ってwiki調べたけどそんなひげではなかったので…。それはともかく、観客の数、盛り上がり方で対応が微妙に違ってたのがすごかった。私が見たときはアムロ・レイと堂本剛のモノマネしてた。なんで似てるん……すごいな…?

最初こそ若干戸惑ったけど、上手い具合に物語に入り込んでいるので、なんというか物語の世界と観客とをつなぐ接着剤的な役割のように感じた。物語の登場人物ではないから自動ドアに反応しないという細かい演出もあったり。

 

・ミュジ(山木将平)

意味分からんけどすごいのは、うん💩が落ちてくる音をギターで奏でるところ。マジで意味は分からんけどすごいww劇中、地震速報が流れるけど、それもギターで奏でてて、地震速報って分かるけど本物のあの嫌な感じではなく、程よく緊張感の残るメロディーになっててすごかった。仰け反って弾いてたりもしててすごいなぁ。すごいしか言ってない。あとお芝居もお上手。

 

・ダン(鈴木明倫)

しなやかかつ力強い踊りをなさる。アルガの激怒のシーンのダンスのとき、「ワーッ!」って叫ばれるんだけど、それがアルガの心の叫びに聞こえてすごかった。これまたすごいしか言ってないぞ。

 

 

以上、キャラクター感想でした。シリアスな場面もあるけど総じて愉快で楽しかったです。衣装もカラフルで見てるだけでも元気が出ましたもんね。

舞台っていいものですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます。お疲れ様でした。

 

 

 

今回はこれにて。

 

 

 

病は気から 感想前編

 

 

あら驚き、半年も空いてしまいました。その間にも色々と観劇はしておりました。

・別役実×芥川龍之介(札幌)

・フロイス-その死、書き残さず-(大阪)

・BONNIE&CLYDE(大阪)

・昭和から騒ぎ(大阪)

全部良かったです。フロイスと昭和から騒ぎに関してはWOWOWでも放送されるとのことで録画必須ですね。

 

さて、6月から7月にかけて札幌で上演していた「病は気から」の感想を綴ろうかと思います。感想というよりキャラクターそれぞれの感想です。ダブル・トリプルキャストのキャラクターもありますが、全員を見れてはいないのでご容赦を。キャラ名、役者名敬称略で記してます。もちろんバリバリネタバレです。時間と根気がある酔狂な方はどうぞ暇つぶしにでもお読みください。ただただ長いです。

 

 

・アルガ(柴田智之)

社長なんだけどなんかずっとかわいい。「えぇ!?」「うそぉ!?」っていう驚くときの語尾が伸びる感じがすごいかわいいんだけど社長感がないっていう。笑

「健康という病に罹っている」「健康でいるためには病気でないといけないんだ」という分かりそうで分かりにくい、でもちょびっと分かるような気がする名言を残してる。(セリフはうろ覚え)よくよくこのセリフを噛み砕いて考えると、薬を飲んでる間は少なくともその病の症状は抑えられたり治ったりするから「確かになぁ」と合点がいったりした。

ハグしたがるのもかわいい。全部巻き舌の「するわけねぇだろぉ!」で断られてるけどwwシイザにだけ「キスしよーー」ってのも面白かったww「そこはハグだろーーー!!?」って言われてたなぁwwまぁこれも全部病気で気持ちが弱ってるから、なんだろうけど、バカ元気すぎるからなぁ…。ドタバタ走り倒してるもんな…ww

とはいえ、アンジェ(娘)の結婚相手のこととか、全面的に信頼してる主治医のこととか(アルガは主治医とアンジェを結婚させたい)、まわりのみんなも別に騙すつもりはないけど「フリ」をし続けることによって結果アルガのことを「騙して」いると気付いたときのアルガの怒りはすごかったね。「誰も信用しない」って言ったはいいけどそのあとひとりでちゃんと反省してるんよね。きっとひとりでいると余計に病気のことを考えたりそれこそみんなのことを考えてしまってたまらんのだろうなと思う。

結局最後は、罹患してる病気では死なずに寿命も来ずに164歳?まで生きてるというなんともクレイジーな展開で笑ったし、「その病気で死ぬには100年かかる」って冒頭で言われてた通りで、そこに関しては誰も嘘ついてなかったんだなぁと思うとなんとも面白い。散々「死ぬかも」「死にたくない」って言ってたのに、サンタかというぐらい伸びた長いひげをたくわえながら「死にたいっ」って言うのも分かる気がする。その言い方もポーズもまたかわいかったのだが。

 

・トワネ(小林エレキ)

社長の秘書。秘書…ド派手で上半身ムキムキの秘書だな(それは中の人の話)。この人もかわいい。ファンの欲目と言われたら反論は出来ないが、かわいいやろ(圧)。社長の病名出てこないのもかわいい。「非……!」シイザの方見て言ってもらうっていう流れ。一回だけ言えてたけど。様々な登場人物に一番振り回されて各所でツッコミをしていたと思う。全体的に面倒見がいいキャラなのかなぁとも思ったり。ジョシュウ(助手)におちょくられ、アルガとアンジェの板挟みになり(これはトワネがさっさとアルガにアンジェの恋人のこと言わないからww)、タリフ(アンジェの恋人)のアホ具合に振り回されるという。タリフに地質学者のフリをさせてるのがバレたときの壁をよじ登ろうとして一生登れてないのがかわいすぎた(ジョシュウは登れた)。一回だけわがままばっかり言うジョシュウにドスを効かせて「いい加減にしろよ」って言ってたのは痺れた。ちゃんと秘書(上司)で安心した。ww

この人も社長のことを大事に思ってるんだろうなというのが分かる。「健康でいるためには病気でないといけない」って言われたときにトワネだけが「ちょっと分かる気がします」って言ってたし。引きこもってしまった社長になんとか会うためにフアントリオになってまで気にかけたり。死後の後ろに並んでるときの立ち姿カッコ良すぎた。(欲目と言うな)

 

・ジョシュウ(内崎帆乃香)

トワネの助手。ナマズ並に地震に敏感、けど言動は最近の若者という感じ。ズボンに付けてる謎の人形なに…。あっけらかんとしていてサボるしわがまま言うしびっくりコングで釣れるチョロさ。アルガとは叔父姪の関係。アルガの亡き妻・サユラとよく似てる。(このサユラも演者は内崎さん)

屈託なくわりと雑にアルガやトワネと接してるけど、アルガのことを心配している感じがする。最後のアルガの死んだフリの協力をするのはジョシュウだし。やはり唯一の近すぎない身内だからなのか。アルガもジョシュウのことは結構信頼してる様子だし。ジョシュウがアルガに怪しげなドリンク(自販機のそばで拾ったやつw)渡して、「病気に効く?ドリンク」って聞いて怪しむけど「じゃ返して」って言われたら「飲むよぉ」って手のひら返すの面白すぎる。絶対危ないってww

 

・アンジェ(小西麻里菜)

シイザに「(アルガは)大丈夫だよ」てなことを言われたら「だよねー」と言い、直後アルガに「調子良くない」ってなことを言われたらこれまた「だよねー」と言う。相手のことを肯定する優しさを持ってるなぁと思った。タリフに対しては盲目すぎるんよなぁ。アルガとルイゾのことは大事に思ってるけど財産目当ての後妻エジンのことは良く思ってないという。けど実は実の母親だったという。複雑だ。トワネによる「タリフに地質学者のフリをさせよう作戦」にノるところを見ると自分が好きな相手と結婚したいのはもとより、やはりアルガの気持ちも大事にしたいんだろうなぁと思った。今回は小西さんverしか見れなかったので五十嵐さんverも気になるところ。

 

・エジン(大橋千絵/小島達子)

「今日も具合悪そう〜!」言葉とテンションが合ってなさすぎて笑う。それに対して「そうなんだよ〜!」って嬉しそうに言うアルガ。心配されたいもんねwwいや笑い事じゃないww表面上はアルガの財産目当てとは言ってるけど、誰よりも家族のことを想ってる人なのよな。アルガの亡き妻サユラのことも含めて。

 

・タリフ(菊地颯平/戸澤亮)

「父」の人文字ってそうやって出来るんだなぁって感心してしまった。愛すべきバカとはこのことかと。アンジェのこともだし、アンジェの家族をも丸ごと大事にしている人。本当はアホのフリをしてるだけなのか否か…。トザさんの顔芸がずるいww

 

・ルイゾ(三浦規寛/小野寺愛美)

Wキャストで性別が変わるキャラクター。どっちにしてもかわいらしいアンジェの弟/妹。アルガのことを思って怪しげなキノコを採ってくる健気さ。姉と母のギスギスした感じをなんとかしたいと思ってるのがよく分かる。家族みんな仲良く暮らしたいのよね。わりとしっかりしてるからアンジェにとっても頼りになる存在なんだろうなと感じる。それでいて末っ子感もあるのでバランスが良い。

 

・ボンヌ(明逸人/箕輪直人)

アルガの弟でめちゃくちゃ資格持ってる。資格紹介曲が逸人さんと箕輪さんで違うのがこれまた面白い。箕輪さんverでは若干C&Rがあったwそれでいて運転免許は持ってないというwwwそんな気はしたけどwwwルイゾにアンジェの母親が本当はエジンでしょ?と聞かれたときの誤魔化し方が逸人さんはちょっと目が泳いでたりする程度で、他人が見ても分かりにくいけど、身内であるルイゾには嘘ついてるのがバレる、という誤魔化し方。一方の箕輪さんはオーバーに、我々観客にも嘘ついてますっていうのが一目見ただけで分かるようになってるので、どちらもすごいよなぁと思ってた。

後半、フアントリオに扮するトワネと一緒に資格マニア子として女装してまでアルガに会いに行ってるので、ボンヌもやっぱりアルガのこと大事に想ってるんだよなぁ。あと昔の兄のことも知ってるからあのときの憧れみたいなのも抱いてるんよね。

 

ちょっと長すぎるので一旦ここまで。ブログで前編後編ってどういうこと。

 

 

 

 

四谷美談 感想

 

2025年を迎えておりました。本年もマイペースに更新していきたい所存です。

 

ということで、年明け早々にyhsさんが大阪に来てくださり、あの!「四谷美談」を上演してくださいました。

初演、再演の円盤を何回も見るほど大好きな作品です。いつか生で見てみたいなぁと思いつつも、もうやらないのかなぁとも思っていたら再々演!しかも大阪でもやってくれるときた!見るしかあるまい!!!若干というかほぼキャストがガラッと変わった新生・四谷美談ということで、これはこれで楽しみでありました。

結果的に申しますと、やはり最高の作品でした。要所要所で絵画見てるのかな、というほど美しいシーンが出てくるので感嘆のため息ばかり出てしまいました。

以下、各キャラクターの感想を綴っていこうかと思います。パンフに載ってたキャスト順に書いていきます。(大阪公演しか見てませんので大阪公演キャストです)もちろん、長くなります。ネタバレまみれです。お時間と根気があればどうぞ。

 

民谷伊右衛門(演:能登英輔)

優勝。いきなりワケ分からんワードで始めてしまった。四谷美談ではこのキャラが1番好き。まず美しい。立ち姿なり刀の構えなり声色なりもちろんお顔も。中の人特有の切れ長のキレイな目が本当に活きていた。服もカッコ良い。本当に一途に祝のことを想っているのがすごく伝わる。愛してるからこそ全てを背負おうとする。生きる軸が祝なんだなぁ。妹の梅のことも大事に思ってはいるけどそれ以上に祝が大事だから、祝を殺人犯にしないために瀕死の梅を殺さなきゃならないという苦渋の決断をしているときの伊右衛門の焦り慌て迷う様子を見て、かなり人間味のある人だなぁと思った。そして最終的には梅に謝りながらトドメを刺すという結果に。トドメを刺すときの漏れ出た吐息や小さな呻きが本当に苦しそうなのがもうつらい。

SNS上では妻(祝)を殺害したというような速報が流れてたけど、実質伊右衛門が殺したのって梅だけなのよね。妻殺しの罪を被るのはいいのか?いやもはや祝がいないからどうでもいいのか。結ばれた途端に祝が亡くなるのならば、いつまでも結ばれないまま疎まれていようとも祝と一緒にいれた方が良かったんだろうか。しかしこの物語の世界で生きていてもまぁしんどいか、と思ったりもする。結局伊右衛門の意識としては、祝に「愛してる」と気持ちを伝えられて死ねたわけだから、案外幸せだったのかもしれませんね。悔いがなさそう。

それで言うと祝が亡くなったときに使った短刀(合い口)をジャケットの胸ポケットに入れてて、それがちらりと垣間見えるのがものすごく好き。祝も一緒に連れて行ってる感があって。しかも左の胸ポケットときた。左には心臓がありますからね。これだけでも祝をどれだけ大事に、そして愛していたかが分かるので泣けてくる。なのに祝は与茂七を守るかのごとく亡霊として伊右衛門の前に立ちはだかる。切ない…。

本当にびっくりするんだけど、めちゃくちゃ伊右衛門でしたね。伊右衛門=エレキさんみたいなのが刷り込まれてなかったとは言えないので、かといって能登さんが演じるって知ったときには「絶対最高やな」って思ったし、実際そこにいたのは紛れもなく伊右衛門だったのでね。前は与茂七を演じてたからちらついたりするんかなぁとも思ってたんだけど、一切ちらつかなかった。まぁ私がそんなに与茂七をあの、あれなので…(濁す)。エレキ伊右衛門ももちろん素晴らしく妖艶だったけど、能登伊右衛門も極上の美しさでした。能登さんが伊右衛門で良かった。

 

民谷祝(読み:いわ)(演:曽我夕子)

右目を包帯で巻いた姿でもいつだって立ち姿が美しい。お顔ももちろん。中の人の華奢さ、手の細さが祝のか弱さを現してるかのようで配役がぴったりすぎる。どうしてあれほどに与茂七を愛し続けられるのかが不思議で1番理解出来ないところ。なにがどうなってあんなに情緒不安定になったのかは想像すると際限ないのだが、そのときそのときで感情がコロコロ変わる様が本当にお見事。伊右衛門に言う「マネージャー(梅)に着せてもらえれば?」からの「…梅さんはどこ行ったの?」っていう変わりよう。梅が出て行ったことに気付いてないのはともかく、こんな急に感情が変わるのかと。瞬時に感情を変えられる曽我さんがすごい。

包帯ほどかれるときとか、不意の表情でも全部美しいんだよなぁ。顔の右側崩れてても美しいまである。怖いけど美しい。

宅悦に座らされるときにスッと自然にスカートの裾が広がらないように整えながら座っている所作があまりにもキレイすぎて毎回目を奪われてた。そういう小さなところでも祝がどういう環境で(歌舞伎役者の娘として)育ったのかが分かる。

 

佐藤与茂七(演:佐藤亮太)

この人の良さを教えてほしい(キャラの話)。この物語の中で本当に理解出来ないキャラ。「痛いか!?」って殴りながら言うから意味が分からない。痛いに決まってるが???フォロワーさんとお話して2%くらいは理解した瞬間もあったけど、やっぱり理解出来ない部分がほとんど。祝と付き合ってたというけど、本当に好いてたか?と思う。という疑問もフォロワーさんとの会話や先代与茂七の能登さんのお話で「左門(先代)が好きだった」って聞いて、めちゃくちゃ附に落ちたと共に、祝がかわいそすぎて余計に与茂七が無理になりました。()

紬と直助の事後に帰ってきて「…身体の長さおかしくない?」みたいに頭から爪先まで眺めてるのがめちゃくちゃツボ。いい表情してたなぁ。

 

伊藤喜依(演:青木玖璃子)

セクシーボイスのラッセン好き事務所社長。セクシーボイスだけでなく、ドスを効かせた声も出すし、はたまた恋人・槙には嫌われたくない一心で、か弱い声を出したりもする。声色ってそんなに変えれるもんですか…?(震)「よし、と」「シャチ」「プチ~」このへんの言い方がずっと好き。宅悦とぶつかったときの「前見て歩きなさいよ」が特大ブーメランすぎるんだよなぁ。見えないって言われて「だったら尚更気を付けて歩きなさいよ」は屁理屈が過ぎる。笑

プライベートモードのときに槙に対してだけ本当に弱く自信なくすのが見てて切ない。バチバチに整形し直したあとの「もっとキレイになるから」はもう分からんのよ。この人はどうなりたいのかが。こういう整形沼にハマった人の最終目標ってなんなんでしょうね。喜依的には槙に捨てられたくない、釣り合いたい、と思ってるんだろうけど。そう思えば思うほど槙の気持ちは離れていくというのがなんとも皮肉めいているのよね。切ない。

 

槙(演:小島彩歌)

かっけぇ~~!!あんまり初演再演と比べずに感想書きたいけど槙は無理!かっけぇ~~!歴代槙も皆さんカッコ良いけど、こじかさんの槙もめちゃくちゃカッコ良かったね。カッコ良いのに、プライベートモードの喜依へ声かけるときのトーンがめちゃくちゃ優しくて惚れてまうやろ案件でしたね。()

歴代槙はおふたりともショートヘアでしたけど、今回の槙は髪の毛をまとめていて、ヘアクリップというのか、髪の毛まとめてるやつがオシャレでした。スーツ姿もカッコ良かった。喜依の頬に手を当てるときのイケメンぷりったらないよね。惚れてまうやろ(2回目)。

 

宅悦(演:小原アルト)

歌舞伎の話がベースだし按摩だしなんとなく黒髪イメージだったんだけど茶髪の宅悦。ひげもたくわえてる。これが違和感ないんだからすごい。固定観念良くないね。序盤の喜依とぶつかったあとの不気味な笑い方がめちゃくちゃ好き。不気味すぎて。(褒めてる)作務衣に羽織スタイルお似合いでとても良い。実際目をつぶりながら演じてらっしゃったっていうからすごいなぁ。倒れた祝のことを心配するときの動きも自然だし必死感もバシバシ伝わってきた。目は見えない宅悦だけど、この物語の中で、誰もが1番恐れる人物な気がする。見えないだけに内面に関しては全てを分かっていそうなその雰囲気が。「この手が知っています」が説得力ありすぎてちょっと怖いもんなぁ。

 

彩吹紬(演:小西麻里菜)

カテコで正面にいらっしゃったときにあまりのべっぴんさん具合に驚いた。(中の人の話)

この美人から出るとは思えんぐらいのカッチョいい声で喋るのよね。元ヅカ女優だから!かっけぇ!けど与茂七に殴られてるときのあの啜り泣き。マジかわいそう。与茂七が登場人物全員の不幸の元凶か??

 

中島直助(演:増田駿亮)

目玉外れたときあったなぁ(比喩)。この人も大概かわいそうだけど、実行犯だから救えない。けどさすがに良心が痛んで伊右衛門に相談したけど伊右衛門は祝の精神状態やら鑑みて直助を警察に突き出したりしなかったことで余計に苦しむハメになってしまった。相談する前に出頭しておけば…。…うん?そうすると実行しろって言った黒幕与茂七のことも喋らないといけないので出頭も出来ないのか。与茂七の付き人をしている、というのが直助の不幸といったところか。かわいそうに。とはいえ紬と関係を持ったのは押しもあったかもしれないが結局自分自身だからね。「どすこい」→ビンタ→「ごっつぁんです」おもろすぎる。紬に「発散したいの」って言われて連れて行かれるときの表情がとても良かった。

 

梅(演:岡田怜奈)

シャキッとしてる。スーツもビシッと着こなしててカッコいい。声が本当によく通るので聞きやすい。聞き心地が良い。まとも人間なんだけど、この世界ではたぶん異質な存在だったんだろうな。回りが歪みすぎてて逆に異質になるという。梅は梅で祝に大事にされていない兄のことを心配してるのよね。まさか兄が祝のことを好いているなんて思いもしてないんだろうなぁ。伊右衛門がなにも言わないからね。しかし好いていると知ってても引き離すのかもしれないな、この梅は。兄が大事にされていないのが嫌なんだろうし。良かれと思ってやったことにより祝に襲われ兄にトドメを刺されるのはどう考えてもかわいそすぎる。そりゃ「えっ?」も出るってもんよ。

中の人の話をすると、トライアルで知ってからちょっと気にはなってたんだけど、今回のことでだいぶ好きになりました。明るい愉快な方ですよ。

 

整形医(演:向山康貴)

イエス!小気味良い。なんであんなに怪しさ満点なんだろ。「ありがとうございぇす」がナチュラルすぎる。もうひとりの看護師の人とあたふたしてる様子も良かった。そのあとの「イエス!人違い」は反省してなさすぎる。笑

 

ホテルマン(演:宮下諒平)

ミーハーホテルマン。宅悦を案内した先に歌舞伎役者の与茂七と元ヅカ女優の紬がいてサインとか握手とかしてもらおうとしてフラれてたの面白かった。宅悦に追っ払われて最後に静かーにスマホで隠し撮りしようとしてるのも絶妙に面白い。やめなさいよ。笑

 

看護師(演:てん)

かわいらしい看護師さん。天真爛漫という感じ。なのに黒頭巾かぶってSNSにお客様のこと書くのは良くないな~~?SNSの怖いところですよ。

 

 

いやぁよくここまで読まれましたね。お疲れ様でした。まだまだ足りないぐらいなんですけども、ひとまずこのあたりで終わります。

四谷美談、まさかこれが大阪でやってくださるとは夢にも思っていませんでしたので、生で見れて本当に嬉しかったです。円盤を見すぎてて内容を忘れ去ることが出来なかったのだけが悔やまれますが、それでもやはり良かったです。本当に皆様お疲れ様でした。最高の作品をありがとうございました!

 

 

 

余談

私の観劇スタイル、四谷美談イメージでした。f:id:Natsu92:20250128151713j:image
ちょっと緑も入ってるけど、伊右衛門と言えば黒、祝は赤というコーデ。持ってる黒めの着物がこれだけというのもあるけど、赤ベルトで「伊右衛門は祝に縛られてる」「伊右衛門を縛っているように見せかけて実は祝も伊右衛門から離れられない」みたいな感じを表せてたらいいなぁという思いでした。深読みがすごい。ズボンはエレキさんが昨年のカラクリヌードで履いてたズボンと同じものなので、エレキ伊右衛門も連れて来たよってことで。余談も余談。笑