噂の男 札幌演劇ver2019

 

なんで今この舞台について更新するのよってお思いですよね。思い付きです

本当にちょうど1年前、札幌にて、信山プロデュース「噂の男」が上演されたわけです。私の札幌への演劇遠征デビュー作です(作なのか…?)。

 

これが上演されると知ったのは上演の数か月前。札幌演劇の推しの一人、能登さんが出ると知り、「え!?噂の男ってあの噂の男!?それに能登さん!?見るしかない」と思い、計画を練り、いざ札幌へ観劇しに参りました。(余談:同時期にネクステさんが出てた「アニメ」も上演されてたのでそれも観劇しましたよ。)

さて、上記の通り、私はこの「噂の男」を知っているのです。パルコステージでの「噂の男」のDVDを持っていて見たことがあるのです。私の1推し堺雅人さんが出てますので、買ってたのです、とうに。ただし1回見てトラウマになってしまい、それ以降見れていなかったんですが、札幌での観劇前に久々に見ようかと思い見ました。久々に見るとそこまでトラウマにもならずに見れましたね。たぶん当時トリビアの泉での八嶋智人さんしか知らなかったのであんなに狂気的なやっしーを見てびびり倒したんだろうなぁと思いますね。

 

さて、元のお話は置いといて、札幌演劇verの「噂の男」です。まずこの舞台は大阪のとある演芸場の舞台袖でのお話。故に皆関西弁なのです。支配人だけ標準語で。パルコステージverは堺さん以外皆関西人なので言わずもがな。札幌演劇ver、札幌演劇というだけあるので大半の方は北海道の方でしょう。似非関西弁を聞くとイラっとするド関西人の私、それがどうなるのかかなり気になってました。話が重たいししんどめなので、似非関西弁聞けばそこが気になって気を散らせるかもしれないというまぁなんとも俳優さん方に失礼な見方をしようと思っていたのか。本当に失礼千万ですよ。すみません。結果としてどうなったのかというと、しんどいシーンこそ俳優さん方の関西弁が上手すぎて普通にしんどかっただけでした。上手すぎませんかねぇ…。

しんどいシーンだけじゃないですよ。漫才のシーンがありましてね、アキラ役の村上さんともっしゃん役の能登さんでの漫才なんだけど、まあ!上手すぎて!!!能登さんにはお伝えしたような気がするけど、「私は北海道に来たはずなのに吉本新喜劇を見に来たんだっけ?」と勘違いするほどでした。それは言い過ぎっていうお言葉を貰った気がしますが、断言します、マジですからね。その漫才のネタのおかげで開店前にパチ屋で並ぶ人々を見かけては笑うという日々が数か月続きました。弊害だよ(言いがかり)。

あと贔屓目と思われても嫌なのですけど、あの出演陣の中で本当に1番関西弁が上手かったのは能登さんだったのです。100点満点でいうと5億点です。しかしながら稽古期間およそ1か月?であんなに関西弁喋れるようになるのすごすぎるんですよね…。能登さんだけ本当に似非関西弁が出てなくて意味分かんなかったんですよね…。

さて、ほぼほぼ関西弁の話になってしまいましたが、これ本当にいいんですよ。いやーな気持ちで終わるんですけどね。現在と12年前の事故のお話とが交錯しながら話が進んでいくのです。

この「噂の男」はパルコステージverでしか見れませんが、もし良かったらDVDありますので見てみてください。

そうさ、結局のところ能登さんの関西弁がすごかったっていうのを書きたかっただけなんですよ。いや、そうでもないぞ。パルコステージverの堺さんめちゃくちゃカッコいいし可愛いので!!!!!あと札幌verで堺さんの役をしてた深浦さんがめちゃくちゃ堺さんに似ててかなり驚いたんだから!!!似すぎ!!!雰囲気とかもろもろ!!!

 

ふぅ、満足したぞ。またもしかしたらずいぶん前の作品の感想を唐突に書き綴る日が来るかもしれないな…。そのあたりはお許しを。

それでは、これにて。