2021年末。

 

お久しぶりです。

晦日も間近になって参りましたので、ここらで今年を振り返ってみようかと思います。

 

1月。1月というより2020年から2021年になった瞬間「ああ、嵐が休止した」という現実からスタートしました。それからというもの、毎週見ていたものがなくなり、このままちょっと落ち込んだ気持ちで過ごすのかと思った矢先に新しめの推し、千葉くんの初ミュージカル。おかげさまでどん底まで落ち込む暇もなくミュージカルを堪能出来ました。緊急事態宣言下でしたが、無事に上演されました。

4月。TEAM NACSの本公演!まさかこの大阪公演と同期間に札幌でイナダ組の舞台があるなんて夢にも思ってませんでしたね!このときほど「私が2人欲しい」と思ったことはなかった。なのでこのときのイナダ組の舞台は見れず。それでもNACSの公演は見れましたので大満足です。私は舞台に生かされている。

5月。エレキさんが東京で公演。行こうとしたけどコロナもすごかったのでさすがに断念。それと、福岡でやってたポーの一族展にも行こうとしてて、親友さんにも会えると思ってたけどこちらも断念。5月は断念したものが多かったですね。

7月。約1年半ぶりに札幌へ。のとえれきの2人芝居を観劇。面白かった、すごく。真夏の北海道、大阪と同じぐらい暑かった。あれはきつい。道民の皆さんガチで溶けるレベルの暑さでしたね。初めて浴衣で観劇しました。浴衣、いいものですね。

10月。怒涛の札幌旅のプロローグ。9月後半に仕事のシフトが出て、ふと見るとどうも10月の舞台を見に行けそう。泊まりでも行けるけど今から宿取るのめんどくせぇ。ピーチで行くか。結果日帰り。でも前日に関空近くのええとこのカプセルホテルで1泊。この行動力は自分でも驚いたものです。

それと能登さん家にポコ子ちゃん誕生!おめでたい👏👏👏

11月。「あいかた」観劇。万が一の雪に備えてブーツで。めっちゃコンクリでしたね。怒涛の札幌旅第1弾。

12月。上旬「幕あけ前」観劇。またしても雪に備えてブーツで。まだコンクリだった。小樽にも足を伸ばしてちょっと観光。小樽久々に行ったなぁ。怒涛の札幌旅第2弾。

下旬「ライカジャンク ライカジミードッグ アイウォンチュウ」観劇。雪雪雪。もちろんブーツ。転けはしなかったけど滑った。思いっきり滑った。ラーメンもザンギも食べた。美味しかった。怒涛の札幌旅第3弾にしてラスト。

そして本日29日。明日が休み納め。つまり仕事は31日まで。まぁそんなものです。

舞台の他にも色んな配信も見たし、映画も少し見たし、嵐メンバーの番組やYouTubeも見てるし、なんやかんや充実した日を送れたのではないかと思います。

のとえれきファンの方々とは特に仲良くさせていただけて嬉しかったです。そのときそのときで騒ぐ内容がコロコロ変わりますが、今後ともお相手してくださるとありがたいです。

 

また来年も、私のペースで舞台とかドラマとかの感想をこのブログで書けたらなぁと思っております。ご興味ありましたらお暇なときにでも読んでくださるとありがたい限りです。今とりあえずふたつ、舞台の感想を書きたいとは思っているところ。

 

では、今年はこれにて。よいお年を。

 

 

 

カメヤ演芸場物語外伝 あいかた 感想

 

お久しぶりです。

今回は、怒涛の北海道遠征観劇旅第1弾で観劇した舞台、イナダ組の「あいかた」の感想を綴っていこうと思います。とても長い。

 

ネタバレしますのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

お話の舞台は昭和64年から平成に変わる2日間。

場所はとあるストリップ小屋。そこには売れない漫才師、小屋付き、ストリッパーの4人。昭和から平成に変わるそのとき、4人の思うこととは。

 

あらすじもこんな感じでいいのか怪しいところですが、ざっくりしたあらすじはこういう感じ。平成生まれの私としては、登場人物の発する発言が分からなかったところもあるし、もちろんその当時の雰囲気も知らないので、それを知れたという意味でもこの舞台を見れて良かったなと思います。

舞台を見る前に、登場人物全員がクズかゲスと聞いていたので構えていましたが、私自身は誰も特別にクズともゲスとも思わなかったです。不器用に、一生懸命生きているだけなのに上手くいかない4人がそこにいた。

 

江田由紀浩さんの石崎は本当に不憫で不憫で。ストリップ小屋でストリップショーを目当てに見に来ている人相手に前座で漫才をしないといけないわ、漫才の時間が短縮させられるわ、そのために新しくネタを書き直さないといけないわ、書き直したネタをコンビのマコト(百餅さん)にボロカス言われるわ、そのことで解散危機になるけど小屋付き人のシロウ(小林エレキさん)からは穴を空けるなやれやと言われ、昭和から平成に変わるタイミングでストリッパーのルビー(小山めぐみさん)と一緒に逃げようと誘うも断られ、逃げるために用意してた大金はシロウに渡してルビーと一緒に出ていけと言い、最後はボロカス言ってきたマコトに頭を下げて…。

かなり箇条書きで石崎の身に起こったことを書き留めたけど、思った以上に不憫すぎた。

後半、ルビーに一緒に逃げるように大金を手に説得してるところにマコトの頭をシロウがわしづかみしながら入ってきて、っていうシーン。

そこからの石崎とシロウのやりとりに私は何故かものすごい涙が込み上げてきて堪えるのに苦労した。一瞬涙で視界がぼやけたほど。あとで書くけどエレキさんのシロウは本当にどう考えても感情移入出来ないんだけど、このシーンだけは恐ろしく感情移入してしまったのかもしれない。演者と支配人に挟まれた小屋付きという役職、いわば中間管理職のようなものなのか、その苦労が垣間見えて泣けてきたのかもしれない。私自身中間管理職になったことはないけれども。それが不思議。こればっかりはエレキさんの演技力に心打たれたとしか言いようがない気がする。

さてそのエレキさんのシロウ、もう最初からソファに土足で立った時点で「あ、無理」ってなってしまったのです。断っておきますが、私はエレキさんファンです。まぎれもなく。

どこにどんな地雷があって、どのタイミングでそれが爆発するのか分からず、ステージに出てくるたびにピリピリする人物だった。部屋を出たり入ったりするときだいたい感情が荒ぶってるから思いっきり扉を「バン!」って閉めるので、すごい不愉快だった。家にいるんだよなぁ、扉バンバン閉める奴が…。

ちなみに毎公演、扉をバンバン閉めるので千秋楽が近付くにつれ、扉の建てつけが悪くなっていたそう。開けるのも大変そうだったからね。(私が見たのは最終日の2公演)

自分の思い通りにならないときに男性女性相手に関わらず怒鳴り散らしててもう本当に嫌だった。怖かった。怒鳴って言う通りにさせてやろうって奴本当に嫌だ。マコトには叩く殴る蹴るともう見てられなかった、痛々しくて。それと、ルビーと付き合ってる(この表現で合ってるのかも甚だ怪しいが)けど、ひとつもルビーのことなんか愛してなさそうに見えた。DV、挙句はルビーに身体を売らせようとする。そういう意味ではクズでゲスなのかもしれないけど、そんな簡単に済ませていいような人物じゃない気がする。

話が進むにつれて、私は「もうシロウ出てこないで」と思っていた。エレキさんを見に来たはずなんですけどね?ファンをここまでの気持ちにさせる演技をされてたってことだからすごすぎるんだよな。あともうひとつ、私全然シロウの顔や表情を見ていなかった気がする。正確には意識的に目を逸らしていた。ふいに芝居中に客席の方を向いて万が一目が合ってしまうのが嫌すぎたからかもしれない。シロウのこと嫌いすぎないか、私。それぐらい怖かった。

では次めぐさんのルビー。色気ェ…。今回ではっきり分かったけど、めぐさんもたいがい演技力の塊ですね。めちゃめちゃ妖艶だった。年下のマコトに対しては色気ムンムンのお姉さんで、恋人であるシロウ(だいたい怒ってる)には弱弱しく、今まであまり絡みがなかった石崎に対してはフレンドリーに話すけど適度に遠慮した話し方で、誰と話すかで喋り方も全然違うかった。今もだけど、それ以上にこの時代の女性は生きにくかったんだなと思う。何故ルビーさんがここまで苦労しないといけないのか。DVもするわ身体売らせる仕事を振ってくる恋人のシロウから離れないのも不思議で仕方ない。一種の洗脳なのかしら。本当ルビーさんには幸せになってほしかった。

百餅さんのマコト。まぁ絶妙にチャラい。「そうすか」というような崩した喋り方。最初こそ中の人の「絶対いい人感」をなんとなく勝手に感じ取ってたんだけど、石崎にボロクソ言うところは1ミリもそんなことは感じられなった。ボロクソ言って時間経ってからまた調子のいい感じで喋るところがちょっとクズいな~とは思った。でも別に嫌な感じには思わなかった。ネタに関してボロクソに言ってたけど、そこはその時代の若者、つまり流行に敏感なわけで、石崎のネタが古いと指摘していて漫才に対してすごくプロフェッショナルな人物だなと私は思った。

 

最終的には石崎も多少報われたような終わり方で一安心しましたね。楽しく明るいからほど遠いお話だったけど、本当に見れて良かった。演劇は色んな世界へ連れて行ってくれる。これだから観劇はやめられない。

とんでもなく長くなりましたが、以上です。よくまとめました私。自分で褒める。

 

ということで今回はこれにて!

 

 

 

おかえりモネの感想

 

今日は、つい先日最終回を迎えた朝ドラ「おかえりモネ」のふわ~っとした感想を綴っていこうかと思います。と言いつつだいぶ長くなります。

 

私の生活では朝ドラを見る習慣が基本的にないので、なぜこの「おかえりモネ」を見ることになったのか。

それは西島秀俊さんが出るから。ただこれだけなのです。もうひとつ言うなら、主役の清原果耶さんの「なつぞら」での演技を知っているのでこれは良さそうだと思ったことでしょうか。ちなみにこの「なつぞら」を見た理由も、TEAM NACSのメンバーが出るからという理由だけで見たものです。

あと、私の情報として木の家具がとても好きです。もうひとつは菅モネ推しです。もう分かりますね。

 

まず登米編。宮城の地域なんて仙台市多賀城市(これは千葉くんの出身地)、それこそ気仙沼くらいしか知りませんでしたので、新たに宮城の知識を得た気持ちでした。

最初こそ西島さん演じる朝岡さんが出ていましたが(石ノ森先生の作品コスしてたの激烈にかわいかったですね懐かしい)、朝岡さんは東京の人なので帰京しちゃうと出てこなくなります。

こうなると「なにを楽しみに見ればいいだろう」と思ってしまうわけです。ところがどっこい森林組合ですよ、木ですよ、こ~~~れはワクワクしちゃう。結局のところ森林組合でのお仕事なんかの話もあり、興味津々で見ていました。学校の勉強机作る話なんて見てて物凄く楽しかった。無垢材で出来た天板の勉強机うらやましすぎるぞ小学生~~~いいねぇ!!!

この頃の菅波先生(坂口健太郎さん)というのはいわゆる「塩波」と呼ばれる頃で、朝ドラの定義みたいなのもよく知らないですしモネの幼馴染にキンプリ(永瀬廉くん)がいましたので「ひっつくのはキンプリだな」と思っていました。なので菅波先生のことなんてなんとも思っていませんでしたね。

最初の頃の先生は「「あなたのおかげ」という言葉は麻薬です」という名言があるように本当に「正しいけど冷たい」。この通り、冷たいけど至極本当のことで、聞いているこちらが「ウッ、反論の余地もない、きつい…」とはなるけど不思議と先生に嫌悪感を抱くことは1度もなかったですね。まだ大人になりきれていないモネに対して、きついけど正しいことを伝えてくれる人というのは本当にありがたい存在なんですよね。

そして話を見ていくうちに先生はモネの気象予報士の勉強まで見てくれるじゃないですか。絶対優しいですよね。

そんな2人のことを陰から様子を伺っている森林組合の面々に対して私は「いやいや、その2人はそういうのにはならんてww」と思ってたのですが、森林組合の面々の見る目が正しかったのでした。恐れ入りました。

 

東京編になる頃には登米編があまりにも気に入りすぎて「モネ東京行かないで~~」とさえ思っていました。のめり込みすぎです。

東京編になりましたらいよいよ西島さんです!いいぞ~~死ぬ気配のない西島さんは貴重です(そうじゃない)。

東京編の途中からモネが一気に垢抜けるのがすごかったですね。お綺麗なんだもの…。そうこうしてるうちに、のちのプロポーズ現場にもなるコインランドリーで先生と再会です!!やったーー!!

このときの私の感覚としては「登米編でずっと見てた人物だ!懐かしい~」です。全然恋愛がどうこうとは思っていませんでした。相合傘帰宅くらいから悟ります、私は。

一緒に仕事をしだして相合傘帰宅をして数日後に先生の過去を聞くことになります。そのときモネが先生に「手当て」をするわけですが、手当てをされたときの先生の表情を見て「あ、この人恋に落ちた」と感じましたね。

あさイチに坂口さんが出た時に恋愛バロメーターみたいな表で手当てのときに恋に変わったというようなことを言っていたので、やっぱりなぁと思ったものです。

いやぁ先生とお幸せにな!と思ったら今度はモネが気仙沼に帰るっていうんだもの!せっかく東京編にも慣れてきたのに!?先生は先生で今度は東京だあ!?遠距離…。

 

そして気仙沼編です。あ、アウェイ感がすごい……きつ…。このドラマはところどころで「きつい」ことが起こるので身が持ちません。仕事のことだ、震災のことだと色んなことが起こった気仙沼編。でもそれも全部綺麗に収まって良かったと思った矢先の現実。コロナ禍。菅波先生は呼吸器外科。

最終回の数年後。海の「波」の音がするとそこには2年半ぶりの「菅波」先生。今まで猫の鳴き声で登場していた先生だが海の「波」の音で登場するとは。

モネが振り向いた先の先生の姿を見ただけで「ああ、このコロナ禍で戦い続けて生還したお医者様だ」と思うと自然と涙が出るのを抑えきれなかった。

そのあとの「太陽が久し振り」「2年半会ってない」モネの「(触れ合って)大丈夫なんですか?」、そのセリフだけで今我々が過ごしている現実をモネたちも過ごしてきたんだなと。

2年半ぶりの「抱擁」、モネの労いの言葉に対して弱弱しく、少し泣きそうにも聞こえる声で「うん」と言う先生。これを見ると今も頑張っている医療従事者の皆さんの為にも私たちは感染対策をしっかりと続けなければと強く思いました。

ちなみに東京編で先生がモネに渡したサメキーホルダー(付きの鍵)、登米編の森林組合のモデルになったもくもくハウスさんがドラマをみてそれを似せて頑張って製作したサメキーホルダーが、なんと最終回の日に届きました。これは作るの大変ですよ。ありがたい限りです。お値段がお手頃すぎるのが心配です。

 

とまぁ長くなりましたが、本当に爽やかな朝を半年間過ごせました。見れて良かったなと思います。西島さん様様です。

願わくは、菅モネのその後とか続編とか特別編みたいなものがあるとすごく嬉しいものです。

 

今回はこれにて!

 

 

日帰り旅

 

うーん、4か月経ってましたね。お久しぶりです。

その間にも2作品ほど舞台を観劇したのですがね。その感想はまた…()

 

さて、つい先日北海道に日帰りで観劇して来ましたのでそのときのことでも綴ろうかと思います。

 

まず出発日前日に関空近くで泊まりました。朝早い飛行機に乗るので念のため、近くで泊まることにしたのです。泊まる当日に予約。珍しく計画性がありません。

翌日起きて関空に行きます。某格安航空機の桃社の飛行機に今回初めて乗りました。まずはチェックイン、そして手荷物検査です。チェックインはスムーズに終わりました。しかもとても早い。では手荷物検査に行きましょうかと前を向いたらなんということでしょう。

長蛇の列

え?搭乗時間に余裕を持って来たとはいえこれ大丈夫?間に合う?と心配になる程の列が出来ていました。よく考えると桃社は大阪が拠点。行き先もたくさんあるのでこんなに人がいるんだろうなぁと思いました。知らんけど。

結果として全然間に合ったのですが、それでも検査場を通るまでに40分くらいは並びました。やはり空港には余裕を持って行かなければと改めて思いましたね。

 

さて出発します。私は小柄な方なので座席もそれほど狭く感じることなく、横に座ってた2人組の上司と思しき人がフライト時間2時間まるまる喋っていたのが苦痛だった以外は特になく無事札幌に到着です。

まずウニを食べました。少し早めの昼食です。美味しかったです。最高です。

では札幌市内に向かいます。1時間くらい電車に揺られます。いつ見ても景色が良いです。札幌に近付くにつれ、高い建物が増えていく様子も良いです。

札幌着です。少しうろうろします。そして大通に行きます。有名なパン屋さん「どんぐり」のちくわパンを買いました。これが美味しいんだな。

ではそろそろ劇場に行きます。近くに某ショッピングモールがありますのでそこで少し待機です。そのショッピングモールに私の勤めるメーカーのショールームもあるので入り口だけ見てきました。ショールームというものはどうしてこうも入りにくいのでしょう…。

ショッピングモール内に戻って再び待機。しかしどういうことでしょう、すごく暑いのです。10月の北海道。外は長そで+薄手の羽織でとても良い気温です。私は気付きました。

「…ゆるく暖房入っているのでは」

その日ショッピングモールではフラダンスのイベントのようなものが行われていました。それも関係しているかもしれませんね。知らんけど。

とまぁ、この暑さに耐えられない私は外に出て、屋根のあるベンチで休憩します。このとき少し雨が降っていました。このあたりでTwitterで札幌にいることを匂わす呟きをしました。

そして時間も近くなったので劇場に向かいました。続々と観劇する方もやって来ます。そしてフォロワーさん方は私を見て一様に驚くのです。

「なんでいるんだ」という顔を皆さんします。面白かったです。()

このご時世もあるので行くことを一切呟いていなかったので驚くのも無理ありません。

観劇後、少しフォロワーさんとお話出来るかなと思っていたのですが私の計算ミスなのか、すごく時間がギリギリになっており、嵐のように去っていきました。

あとはもうひたすらTwitterで思いの丈を呟きまくりました。暇なのです、移動中は。

そして空港に戻り、お土産を買い、無事に手荷物検査場へ。

驚きましたね、桃社の手荷物検査場に誰もいなくて。「これ本当に入っていいの?」と思う程に誰もいませんでした。入れたんですけどね。行きとは大違いで驚きました。そして無事に帰ったというわけです。

 

弾丸日帰り旅、初めての経験でしたが、行けて良かったです。このとき観劇した舞台は後日配信もされるのでそれを見てまた楽しもうと思います。とても良かったのです。

 

 

今回はこれにて!

 

 

マスターピース~傑作を君に~

 

お久しぶりです。3ヶ月ぐらいあきましたね。そのうちにもいくつか舞台を見れました。

さぁ、今日はそうです。TEAM NACS第17回公演「スターピース~傑作を君に~」の感想です。

まずは4月に大阪で見たときにしたためていた感想文(メモのようなもの)を張り付けます。

ネタバレ満載ですのでご注意を。↓

 

 

 

 

 

 

 

2021.4.5、大阪からスタートしました。

TEAM NACS 第17回公演
スターピース~傑作を君に~

「PARAMUSHIR」から3年ぶり、そしてTEAM NACS結成25周年のこの年に開幕しました。
これを書いている今日は大阪千秋楽。無事に最後の札幌公演まで終えられるよう祈るばかりです。

まず、事前にグッズを買い、パンフレットをパラパラと見る程度にして観劇しました。
パンフレットには特に舞台に関するネタバレは一切ないので先に読んでいても大丈夫だったな、とあとから思いました。舞台に関して載っていることとすれば、メンバーの役名ぐらい。
なんだかちょっと変わった役名だったのは面白かった。

さて、舞台の感想を。
舞台で映画を見た。という表現が1番しっくりくる。

それと、パンフレットに載ってる役の他に全員女中役もやるんだけど、安田さんに関してはこちらの女中役がメインだったんじゃないかとさえ思いました。

個人の役について。
森崎くん:諸澤さん/木崎さん(女中)
ザ!森崎博之!!!って感じ。悪童のときのような「闇」を感じる、普段のイメージと対極にあるような役ではなく、本当に普段のイメージ通りのような陽気な役で、このご時世も影響するのか、すごく安心した。
それでもその陽気な性格から出されるとは思えないキレイな文章作ったときの文章のキレイさのギャップにはキュンとした。
女中の役の方もおせっかいなお姉さんって感じでかわいかった。ひとり頭巾かぶってるのも良かった。

安田くん:乙骨さん/高田あきさん/おはな(シナリオのヒロイン)
まず乙骨さんの、おはな(執筆中シナリオのヒロイン)のセリフの棒読み具合に「ああ、やっぱりこの人(安田くん)は天才だ」と思った。素人の『演技してるつもりなんだけどどう聞いても棒読みにしか聞こえない読み方』が出来るのは本当に尊敬するしすごい技術だと思う。
乙骨さんとあきさん、髪型から姿勢から声からなにからなにまで全く違う。乙骨さんは本当に苦労が耐えずそれでいて報われず、負のオーラを背負ってる感じなのに対し、あきさんは清楚で可憐で華奢で品も良く育ちも良く先輩女中たちにもダメなことはダメだと言える女性。芯が通っている。灰島先生にも「映画なら伝えなくても分かるかもしれないけれど、私は伝えてもらわなければ分かりません」と、なんとまぁドキドキさせることをズバッとおっしゃるのか…。思わせぶっといて最後一世一代の大告白した灰島先生をフるのサイコーですけどね…。
最後の最後は『おはな』として登場。白地に小さなお花の柄が控えめにちりばめられた着物を着て、赤い番傘をさして。
灰島先生とおはな、赤い番傘に二人並んで寄り添って歩く後ろ姿が本当に本当にキレイな映画のワンシーンを見ているようだった。いや、見せていただいた。そのときに感じたのが灰島さんとおはなの体格差。おはなが本当に華奢な女性で守ってあげたくなるような、そんな風に見えた。安田くん、あなたは体格を変えられるのか……???(宇宙猫の顔)

戸次さん:茶山(さやま)さん/年配の女中(役名不明)
顔がいい(決めゼリフ)。それと、この役のために中学生以来に刈り上げヘアスタイルにされたようで、本当に似合ってた。ゆえに刈り上げスタイルを見たことがなかったので新鮮でもあった。
若手の映画会社のプロデューサーという役どころ。なので先生たちの監視役といいつつ、最後に企画打ちきりを伝えるときの苦悶の表情やセリフからも分かるけど、本当に先生たちのシナリオを楽しみにされてたんだろうなと思った。昔は作家志望だったというのも関係してるだろうな。灰島さんの色恋の相談にもちゃんと応対してくれるし偵察もしてくれるし、本当に先生たちのことならなんでもするほど信頼してたんだろうな、と。
年配の女中さんのあの盗み読みした原稿に意見書いちゃおうとか勝手なことしようとする感じ、まさにおばちゃんそのものだなって思いました(多少の偏見)。

洋ちゃん:灰島さん/小泉さん(女中)
相変わらずの脚の長さ。腰の位置がおかしい(褒めてる)。
本当に真面目で不器用でかわいい人。色恋に疎いけど、恋愛映画のシナリオをと言われればしっかり考えて考えて考えて書き上げようとする先生。そんな先生が恋をしてしまうのがあきさん。色恋に疎いがゆえに挙動も不審になったり少しのことで不安になってヤキモチ焼いたりしてしまう不器用さがまたかわいい。色恋もだがシナリオの方も、真面目にこもって書いていたけど風呂に入って気を抜いてみたり散歩に出てみたりして少しずつ変わっていくのがまた良かった。最後にはあきさんに焚き付けられたのもあるけどシナリオライターらしく、読み合わせのようにあきさんに映画に誘う流れから一世一代の大告白をする。フラれてしまうけど、それを経験したことで先生はまた大きく変わられたんじゃないかなと。
最後の『おはな』との再会のシーンは桜が舞う中、あの日から月日が流れてからの再会で、あのシナリオを考えていたときの終わり方でこの舞台が終わったのが本当に良かった。趣がありました。
女中の小泉さんは髪の毛のピンがかわいかった。灰島先生に会いたいのにいつもすれ違うのは最高に面白かった(同じだからね)。

音尾さん:猫屋さん/ヒゲの女中(役名不明)
ストーリーテラー。てやんでぇ!って感じの喋り方、潔くて良い。
実は大部屋俳優だったという過去もまた良き。諸澤さんとはまた違うベクトルの陽気さで、だけどこの人もまた先生たちのシナリオを楽しみにしていたひとり。読み合わせに付き合ったりお風呂の用意したり(仕事なのもあるけど)、なんだかんだで先生たちにすごく協力してくれていた。「猫ちゃん!」なんて愛称も付けられるぐらいフレンドリーな役だったなと。
ヒゲの女中、どう考えても出オチ要員だった。笑った。ああいう人いるいる、って感じ。圧がすごい、でもかわいいしなんなら1番好きなキャラ(あきさん抜いた女中衆の中で)。

この個人の感想の長さの違いから分かるように、私は長年ナックス本公演の女性キャラで1番好きなのは下荒井の郁代さん(音尾さん)だったんだけど、ついにそれが塗り替えられましたね。あきさん(安田くん)に。
あとやはり異性の役を見れるというのは少人数での舞台ならではなのかなと改めて思いました。
よく考えたらナックス本公演(円盤化してるもの)で安田くんと洋ちゃんは今回初めて女性役を演じたのではなかろうか?私の記憶にはないので。

 

 

以上が4月時点での感想(メモ)です。おおよそ合ってますね。それにしてもすごい長文になりました。

そんな今日6/6、つい先ほど札幌での大千秋楽が終わりました。本当にこのご時世に、ひとつの公演も欠けることなくやり遂げられたことは素晴らしいものです。メンバーはもちろんスタッフさん方も並々ならぬ努力をされた結果だと思います。我々観客も気を抜かず感染対策をきっちりした結果でもあるのではないかとも思いたいです。

いつもなら、大千秋楽というのは「これでもう見れないのか」という悲しみが結構割合を占めていたりするのですが、今回に限っては悲しさももちろんあれど、「無事に終えられてなにより」という気持ちの方が大きいように思います。

やはりエンターテイメントというものはこの世に必要不可欠なんだと改めて思いました。この舞台を見た翌日はどれだけ目の前が明るく感じられたか。コロナ禍で暗いニュースの飛び交う中、ひとつホッと出来る娯楽。

 

本当に本当に本当に!!!!!

お疲れ様でした!!!!!そしてありがとうございました!!!!!

 

 

ミュージカル・ゴシック ポーの一族(2021)

 

今回はだいぶスパンが短く更新です。前回に少し書いた「ポーの一族」の感想を書き綴ろうと思います。だいぶ長文になってしまったので、お暇な方は読んでみてくださるとありがたいです。

 

 

ミュージカル・ゴシック「ポーの一族
無事に大千秋楽の公演が終わりました。
キャスト、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

1月から2月末までのおよそ2ヶ月に渡り、大阪・東京・愛知(名古屋)で公演されてきたこの公演。
このコロナ禍の中、誰も体調を崩さず、日々健康に気をつけながら過ごし、1公演も欠けることなく大千秋楽まで走り抜けてくださったこと、心より感謝します。


さて。私は生と配信で合計5回、観劇しました。
千葉くんが出演するという理由だけで観劇を決めたこの舞台。千葉くんがミュージカル初挑戦というように、私も実はミュージカル観劇が初めてでした。
どちらかというとミュージカルには苦手意識があり、観劇前は「ちゃんと見れるだろうか、世界観に浸れるだろうか」という不安がありました。
いざ、始まってみるとそんな不安はどこへやら。始まってすぐ、ステージの階段の踊場中央でスポットライトを浴びて佇むエドガーこと明日海りおさん。
その時、全身鳥肌が立って「これが宝塚の力…!」と思ったのでした。宝塚歌劇ももちろん見たことがなかったので、勝手にそう思ってしまいました。
そしてなにより、そのあと出てくるアランこと我が推し千葉雄大さん。彼が出てきたとき私が思ったのは「アランだ!!!!アランがいる!!!!」でした。
舞台を見る前に興味本位で原作を電子書籍で読んでいたこともあり、役者ではなくそのキャラとして舞台上の方たちのことを見ていました。
後に思ったのが「私は千葉くんを見にきたつもりだったが、実際千葉くんを見たのはカーテンコールのときだけだった。上演中は千葉くんはいなかった。」でした。それほどに、この舞台は「ポーの一族」の世界観で溢れていました。

お話としましては、一切年を取らない、そして死なない、通称"バンパネラ"の一族「ポーの一族」の少年エドガーが、義理の両親と実の妹と旅をし、そこで生意気だが純粋な少年アランと出会うーー。
ざっくりしたあらすじはこんな感じ。原作の始まりはエドガーとアランの出会いの過程から始まります。舞台ではエドガーが"バンパネラ"になった経緯など時系列でお話が進んでいくので原作を知らずとも分かるようになっていました。
人間時代のエドガーとバンパネラエドガーで全然演じ方が違っていて単純にすごい、と思ったものです。
アランも最後の、本当に最後の一瞬だけ"バンパネラ"のアランなのですが、それをあの目だけで現してしまう千葉雄大という俳優…恐ろしいものです…。

 

ストレートプレイと呼ばれる通常の舞台しか見たことがなかった私にとって、このミュージカルでのちょっとしたケンカシーンを見たとき、こんなに優雅な動きでケンカって現せるんだなと思ったことを思い出しました。普通に争ってるシーンもあったけど、少年たちのちょっとしたケンカシーンがほぼ痛々しくなくて「はぁ…ケンカシーンまで耽美なのかこの世界は…」と息を漏らしてしまったものです。
ケンカシーンとはまた別ですが、エドガーが若干無理にアランを仲間に引き入れようとするシーン。あのシーンで、エドガーの影に両肩押さえられて身体を撫でられて少しずり落ちるアラン、というシーンがあるのだが、あのシーンは何回見ても私の性癖に刺さってしまい、そのシーンを見るたびに私はひとり悶えて死にそうになっていました。そのときのアランの表情含めてたまらないのです……。あれだけで4日は生き延びられる…。

 

ところで、生で見たときは分かってたつもりなのですが、配信だとどうも、「生演奏の生歌声」と思えない現象が起こりまして。何故そうなるのかと言いますと、皆さん安定した歌声だからなのですね。でもよくよく考えたら全員生歌なんですよね、当たり前なんですが。

しかしそこで、ミュージカル初挑戦の千葉アランの生歌!ここでようやく「生歌」だと気付くんです。前見たときより格段に上手に、というか最初から上手だと私は思っていましたが、なんだか堂々と、そして安定感も増しているのです。これを見るたびに思わされるのだから、千葉くんは一体どこまでいってしまわれるのかと思うほどでした。
ただ、初期の初々しいアランの歌声でもアランの不安定な心情とマッチしていてとても良かったと思います。
最後のエドガーとアランによる「時の輪」のハモりなんて、もう涙なしには見れません。アランの低音がとても耳に心地良かったです。エドガーは言わずもがな。

 

 

脈絡もなく書き綴ってみました。全くまとまらなくてすみません。
見ごたえのある、それでいて劇中で出てくる「エナジィ」を分けてもらえたような気持ちになる舞台でした。
本当に見れて良かった。これが初めて千葉くんを拝めた舞台で良かった。明日海りおさんを知れて良かった。ミュージカルの良さを知れて良かった。
推しの数が多ければ多いほど、色んな良い作品、人に出会えるのだなと改めて思いました。

ポーの一族」本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!!!

今回はこれにて!

 

 

2021

 

おーい。いつの間にか2021年になって2か月が過ぎようとしているぞ、私。

 

ということでお久しぶりです。またしても更新が空きました。もうこればっかりは仕方ない。制限など決めずに書きたいときに書いていくとします。

 

今現在我が推し千葉の雄大さんが舞台「ポーの一族」に出演されております。あと数日で大千秋楽です。無事に最後まで上演出来ることを祈ります。この舞台(ミュージカル)に関してもなにかブログで書けたら、とは思っています。が果たして書くのかどうか…。

 

さて今回は私の漫画遍歴について書いていこうかと思います。

私が漫画を読み始めたのは小学3.4年だったように記憶しています。生粋の「ちゃお」っ子でしたね。「ミルモでポン」が好きでしたね。少女漫画で育っていったので、必然的に趣味のイラストも少女漫画チックなタッチになっていくのでした(例:顔の半分が目)。

絵描きにとってそのとき読んでいる漫画というのはだいぶ影響するのです(私の場合は)。しばらくは少女漫画ばかり読んでいましたが、専門学生時代に「聖☆おにいさん」という少女漫画ではないギャグ漫画にハマるのです(現在進行形)。この漫画のタッチはどちらかというと少女漫画と比べると写実的な感じ。すると私のイラストもだんだんと目が小さくなっていきました。影響されやすいのですね。

同じ頃に「ワンピース」にドハマりし(遅い)、それからは少女漫画を読む機会が減りました。挙句、ドラマでやっている少女漫画系のものが苦手になっていきました。

しかし社会人になり、再び少女漫画を読むことに。今度は「LaLa」という雑誌を読み始めました。ちゃおに比べるとだいぶ大人(と言っても主人公は高校生が多め)で、目もそこまで大きくはありませんでしたね。読みやすかった。( )

それもいつしか読まなくなり、今は「聖☆おにいさん」「応天の門」くらいしか読み集めておりません。少女漫画どこいった…。

つい最近のブームは一番初めに書いた「ポーの一族」の原作漫画です。耽美な世界観が広がっております。

 

おっと長くなったのでこのあたりで!また!